2018年11月13日 (火)

雨水の影響

腰窓の庇に確認された被害 昨日はいつもお世話になっているリフォーム業者さんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。腰窓の庇が腐朽しており、シロアリ被害らしきものが確認されるとのことから、シロアリ調査のためお伺いした次第です。

早速被害箇所を確認すると、雨水による腐朽に併せてシロアリによる被害も確認されました。そのため、床下側からの点検調査を実施しました。

床下側からの点検調査では、過去に実施されたシロアリ予防処理跡も確認されましたが、明らかに新しい蟻道の構築や被害なども確認されました。但し、今回の腰窓被害箇所の部分は増築部分であり、床下へ侵入しての点検調査はできませんした。

リフォーム業者さんへ床下点検口の新設をお願いし、設置次第シロアリ調査を再度実施することとなりました。現時点のシロアリ調査結果では、ゴキブリの生息や死骸が多数確認されており、お施主さまの要望もあることから、総合的な対策を考える必要があります。最終の点検調査で、お施主さまの希望に合う対策を提案したいと思います。

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2018年11月12日 (月)

活動させることが重要です

処理後3時間経過した様子 昨日は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ駆除処理でお伺いしました。先日シロアリ調査を実施している物件で、屋外基礎面にシロアリが蟻道を構築しています。

シロアリ駆除処理としては、床下側と屋外側から処理しています。床下側から実施した前回のシロアリ調査では、土台に広がった被害範囲を特定しています。床下側からは必要最小限の薬剤量で注入処理を行うとともに、屋外の蟻道部分からも薬剤注入処理を行っています。

シロアリ駆除処理では、薬剤の種類や処理濃度、処理量を最適化する必要があります。このシロアリ駆除処理では、コロニーの駆除を目的として処理しています。シロアリのコロニーを駆除するために、伝播性のある薬剤を使うようメーカーさんは推奨されます。

ここで注意しなければならないのは、伝播性はシロアリによってもたらされるものであって、処理すれば伝播性が発揮される訳ではないのです。高濃度大量散布した場合、後から侵入してきたシロアリにはある程度伝播される可能性はあります。しかし駆除処理場面において、高濃度大量散布すると伝播する前に致死してしまい、伝播どころではありません。薬剤は特性を生かして処理してこそ意味があるのであって、マニュアルに従って処理するのはシロアリのことを知らないと言っても過言ではありません。

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2018年11月11日 (日)

表面の蟻道に騙されてはいけません

表面の蟻道はカモフラージュです 右の写真は、先日シロアリ駆除でお伺いした京都府内の物件で撮影した1枚です。壁面へ薬剤注入処理を実施している様子です。

この物件はベランダの壁面で、コーナー部分にシロアリが構築した蟻道が確認されています。シロアリ調査でお伺いした時点では、既に蟻道の一部が壊れた状態でした。しかしこの場所を非破壊シロアリ探知機で調査した結果、シロアリの活動を探知しました。

このケースでは、蟻道はカモフラージュであり、実際のシロアリの動きは壁内で行われています。シロアリ調査で目に見える情報が全てではなく、シロアリの生態を考慮した調査が重要となります。非破壊シロアリ探知機も、シロアリの生態を理解していないと使えません。シロアリ探知機は勝手にシロアリを探す機械ではなく、シロアリを探すのは人間です。

先月実施した建築士の先生やハウスビルダーさん向けのセミナーでも話しさせて頂きましたが、目視で見える範囲は僅かですので本当のシロアリの生態を理解することが重要です。インスペクションの一部として床下の点検調査が行われていますが、その調査で違和感があった場合、必ずシロアリ技術者に点検調査を行ってもらう必要があります。

ちなみにシロアリ防除業者の中に、シロアリ技術者はごく僅かです。殆どが薬撒き屋ですので、本当のシロアリの生態を理解していないのが現状ですので、ご注意ください。

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2018年11月 8日 (木)

床下は物置ではありません

床下に放置された木材 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した床下に放置された木材です。これは古民家でよく見られる傾向で、床下を物置と考えられる方が多いようです。しかし、これはシロアリを呼び込む要因となります。

シロアリは地中に生息する昆虫で、枯死した木材を餌としています。自然界では、倒木や枯死した木の根などを餌として生息しています。

容易に餌を採取するためには、生息場所である地中から直接枯死した木材へ侵入できることが最も効率的です。そのため、倒木や枯死した木の根はシロアリにとって好都合です。

そのため、木材と地面が直に接している状態であれば、シロアリが侵入可能です。家屋周辺の庭木の支柱や生垣などにシロアリ被害が見られるのはこれら理由によるものです。ですので、床下に木材を放置すればシロアリが侵入するのも、当然と言えるのです。決して、床下を物置にしないようご注意頂きますようお願いいたします。

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2018年11月 7日 (水)

被害部薬剤注入処理

被害部薬剤注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ駆除処理でお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した物件で、ハウスビルダーさんとお施主さまの間でシロアリ対策として、シロアリ駆除処理と侵入防止処理を実施することとなりました。今回は、先行してのシロアリ駆除処理の実施です。

事前のシロアリ点検調査でシロアリの侵入経路、シロアリの活動生息範囲を調査し終わっていますので、今回はそれら箇所から薬剤注入処理を実施しました。

薬剤はシロアリのコロニーを駆除するため、種類の選択、処理濃度と処理量の適正化を行っています。そのため、シロアリコロニーの駆除が完了するまで、少し時間を要します。そのため、施工後数週間後に駆除完了を確認し、侵入防止処理を実施する予定です。

シロアリ侵入防止処理の実施は、建物の構造や地中に想定されるシロアリのコロニー数などを勘案し、薬剤による処理で対応するのか、点検調査で対応するのかをある程度判断します。侵入するリスクが少なければ点検調査で対応しますが、侵入するリスクが高い場合は点検調査を密に実施するか、薬剤処理による侵入防止をお薦めします。当然コストも関係しますので、点検調査の方が費用が掛かる場合もあります。そこでハウスビルダーさんやお施主さまと相談して、シロアリ対策を決定します。勿論、侵入防止処理は一般な薬剤大量散布ではなく、建物構造とシロアリの生態、シロアリ調査結果から必要最小限の薬剤量で対策を実施します。

シロアリ対策は、薬剤大量散布による方法だけではありません。当社では、シロアリ調査結果を元に安全で安心な、シロアリ対策を提供します。自分の家であればどのような処理をするかを常に考えます。シロアリ調査、対策のお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問い合わせください。

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2018年11月 6日 (火)

カビは発生するもの

床板裏面で確認されたカビ 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ点検調査でお伺いしました。

この物件では、約2年前にリフォームが実施されました。その際にはシロアリ被害等確認されなかったことから、侵入防止等のシロアリ対策は見送られそうです。小員のセミナーを聴講いただいた際、リフォーム後はシロアリの侵入が増える傾向があるという内容に不安を持たれ、シロアリ点検調査の依頼をいただいた次第です。

床下側からの点検調査結果ですが、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでしたが、床板の裏側にカビの発生が確認されました。この物件の床下には土間コンクリートなどが打設されていない土が露出した床下です。

土が露出している床下は、その土地によって大きく状況が異なります。地下水源の近い場所では土壌表面からの水蒸気蒸発量が多いため、床下が高湿度状態となります。木材にはカビの餌となる微生物が多くありますので、一定以上の湿度があれば生えるのです。

それではカビが生えることが問題かと言えば、実は大きな問題ではありません。日本は海外と異なり高温多湿に対応するため、床下という空間をつくり室内と分離することで湿気に対応しているのです。

床下の点検調査で湿気が高くカビの発生が確認されているので、床下環境改善策として床下換気扇や床下調湿材(備長炭や竹炭などを含む)を勧める業者がいます。カビと接触することがなければ、何もしなくてよいのです。高額な床下環境改善商材は、耐費用効果の期待できるものではないのでご注意下さい。

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2018年11月 4日 (日)

屋外に形成された蟻道

屋外に形成された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内のリフォーム予定の物件にシロアリ調査のためお伺いしました。

この物件は、これまでに何度もリフォームが繰り返された物件とのことです。今回のリフォーム準備段階として調査打ち合わせでハウスビルダーさんが訪問した際、見つけられた蟻道が右の写真です。床下側からの点検調査でも、ヤマトシロアリによる被害や蟻道の構築が確認されました。

ちなみのこの屋外の蟻道は、建物南側です。シロアリは湿気を好むため、建物北側に多く生息すると言われるシロアリ防除業者がいます。残念ながら、シロアリの生態を理解されていないとしか言いようがありません。シロアリが生息していくためには水分が必要で、その水分は食害部から供給される場合もあれば、自ら持ち込みケースなど多岐に渡るのです。乾燥がシロアリ対策であるとするのは、人間の勝手な考え方です。シロアリは環境に順応して生息していますので、乾燥はシロアリ対策ではないのです。

シロアリ対策は、適切なシロアリ調査によって策定されるべきものであり、マニュアルによって処理されるべきものではありません。マニュアルによるシロアリ防除は、薬剤大量散布による高額な方法であり、お住まいの方へ薬剤曝露リスクを向上させる方法です。当社ではシロアリ駆除処理を基本とし、シロアリ調査結果に応じたシロアリ対策を提案します。シロアリ調査及びシロアリ駆除、シロアリ対策に関するお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年11月 3日 (土)

薬剤処理が不必要な床下

薬剤処理が不必要な床下 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんから相談を頂き、大阪府内の物件に同行しました。

建築したハウスメーカーさんからしつこくシロアリ予防処理を勧められているお施主さまから、いつもお世話になっているハウスビルダーさんに必要性を相談されたとのこと。そこで当社にシロアリ調査の依頼を頂き、最適なシロアリ対策を策定するためお伺いしました。

床下側からの点検調査では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。床下の構造はベタ基礎であり、シロアリが侵入可能な箇所は限定的です。点検調査ではこれら箇所について入念に確認しましたが、問題ありませんでした。シロアリ調査の結果から、当該物件では薬剤処理によるシロアリ予防処理は不要と判断しました。

シロアリ侵入リスクが極めて低いのに、薬剤処理を行うのは過剰で高額なシロアリ対策です。耐費用効果面から見てもコストパフォーマンスは低いため、当社として定期的な点検調査をお薦めさせて頂きました。お施主さまも当社の考え方にご賛同頂き、今後は定期的な点検調査を行うこととなりました。

シロアリ対策は、薬剤処理によるシロアリ予防処理が絶対ではありません。ハウスメーカーは保証という言葉を全面に出し、必要性の極めて低いシロアリ予防処理で財布の紐を緩めるのです。シロアリ予防処理にかける費用があるのであれば、もっと他の箇所へ費用をかけるべきと当社では考えます。当社ではお住まいの方の立場からシロアリ対策を考えます。シロアリ対策のお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問い合わせください。

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2018年10月31日 (水)

古民家のシロアリ被害

土台で確認された蟻道と被害 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査のため同行しました。現在リフォーム中の物件で、既存部分の解体中にシロアリ被害が確認されたとのことから、シロアリ対策立案のため調査にお伺いした次第です。

早速現場で被害状況調査を行った結果、建物南側の土台付近にシロアリが構築した蟻道が確認されました。現時点でシロアリの活動は確認されませんでした。シロアリ調査でシロアリが確認されなかった場合、シロアリが侵入していないと判断するのは早合点です。リフォーム中は振動などによってシロアリが被害部から逃亡するケースもあります。シロアリが生息していないと判断し、リフォームを継続する場合も多くあるようです。そのようなケースでは、数年後に家屋内へ再侵入して被害を与えるケースがあります。被害は新しく使用した木材に発生すうrケースが多くなっているのが特徴です。

リフォーム時にシロアリの生息が確認されていなかったので、責任を逃れようとする建築者がおられるようですが、裁判判例で建築者サイドの落ち度と認定されていますので注意が必要です。当該物件では最近までシロアリの活動があったと判断されるこうもくがあったことから、適切なシロアリ対策は必須と判断しました。

シロアリ対策としては一般的に実施されている薬剤大量散布ではなく、シロアリ調査によりシロアリの想定活動範囲を考慮、建物構造を加味して必要最小限の薬剤量で対応することを提案しました。シロアリ対策は、事前のシロアリ調査結果を元に立案するのがとうしゃのスタイルです。シロアリ調査及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえお問い合わせください。

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2018年10月30日 (火)

基礎外断熱部分の非破壊調査

基礎外断熱部分の非破壊調査 昨日は継続的にシロアリ点検調査を実施している、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は基礎外断熱構造で、9年前に基礎外断熱部分から羽アリが発生しました。

あるメーカーさんのご紹介で、お伺いをしてシロアリ駆除処理を実施しました。お施主さまのご要望で、基礎外側土壌中に薬剤を処理するトレンチ処理は実施していません。そのため、建物外周部分にシロアリ監視ステーションを設置して点検調査するとともに、非破壊シロアリ探知機を用いて基礎外断熱部分の点検調査をしています。

今回の点検調査でも、シロアリ監視ステーション内への侵入は確認されず、基礎外断熱部分の非破壊調査でもシロアリの侵入は確認されませんでした。

基礎外断熱構造で、ターミメッシュなどのシロアリ対策の取られていないケースでは、シロアリ被害が甚大となる場合が多いため、早期に調査及び対策されることをお薦めします。基礎外断熱のシロアリ調査、駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえお問い合わせください。

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