2017年8月21日 (月)

活動範囲処理

Extermination575 なんとか体調も戻りつつあるものの、延期させて頂いた仕事をどう調整すべきか悩む今日この頃です。昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。

この物件は先々月に調査済のマンションで、室内側にトビイロケアリが徘徊しています。当該事例でややこしいのが、窓枠隙間や壁面隙間から室内側に徘徊しているのですが、屋外側でも徘徊しています。

室内側ではトビイロケアリの生息活動域である壁内について、薬剤注入処理を行いました。また、屋外側でも活動域について薬剤処理を行いましたが、いずれも薬剤の使用量は必要最小限に抑えています。

薬剤を大量に散布すれば駆除できるかもしれませんが、費用は高額になったり薬剤曝露リスクを向上させたりします。知識と技術がしっかりしていれば、大量散布に頼らなくても駆除や対策は可能です。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年8月16日 (水)

種の同定から

Lyctidae356 一昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。数年前にリフォーム工事を行った物件からヒラタキクイムシらしき穴と木屑の堆積が確認されているとのことです。既にリフォーム会社は潰れており、建築士の先生にご相談があり、小員にお問合せを頂いた次第です。

早速現場で状況を確認調査した結果、ヒラタキクイムシ類の成虫脱出孔であることが判明しました。お施主さまからの聞き取り調査では、成虫を見たことがないとのことから、被害部から成虫死骸の採取を行いました。

成虫死骸を事務所に持ち帰り、顕微鏡にて観察同定を行った結果、在来種のヒラタキクイムシでした。最近では外来種であるアフリカヒラタキクイムシの被害が増えています。在来種と外来種では似たような生態ですが、被害の広がり方は全く異なります。そのため、対策内容も大きく異なるのです。

種を同定する前から対策を決めてかかるのは、極めて危険です。種を同定し、その生態の合わせた対策が重要なのです。ヒラタキクイムシ類対策の第一歩は種の同定であり、被害状況は環境を判断した上で対策を決めて行きます。ちなみに種の同定及び被害状況の確認等現地調査費用は有料です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上お問合せください。

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2017年8月14日 (月)

壁内注入処理

Extermination573 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。浴室から羽アリの発生が確認された物件で、先月調査にお伺いした物件です。

発生した羽アリは調査結果から、トビイロケアリの羽アリでした。トビイロケアリは腐朽した木材に営巣する種であることから、浴室の壁内木部や土台等の腐朽箇所に営巣しているものと考えられました。薬剤処理はこれら壁内等について薬剤注入処理を行いました。

ここでのポイントは如何に効率よくトビイロケアリ巣内で薬剤を蔓延させるかです。ですので使用する薬剤や添加剤の濃度や処理量、処理箇所に工夫が必要です。巣を駆除するイメージを持たないと、駆除は完了しないため注意が必要です。

トビイロケアリが営巣する場合、腐朽を伴います。その腐朽の原因は、浴室側からの水漏れです。最も効果的な対策はユニットバス化ですが、それができない場合は水漏れ対策は必須です。それでも長期的には浴室改修の必要性がありますが、費用が高額ですので計画的に資金調達を考慮して頂けでは幸いです。

当社ではトビイロケアリ等のクロアリ対策を実施しており、クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年8月 7日 (月)

2ヶ月近く

Ant116 昨日は浴室から羽アリが発生したとお問い合わせを頂きました、奈良県立の物件に調査でお伺いしました。

羽アリは6月に発生し、お問合せを頂きました。順番に対応させて頂いている関係で、やっとお伺いすることができましたが、昨日も発生したとのことです。

事前に死骸の捕獲をお願いしておりました。頂いた死骸を同定した結果、トビイロケアリの羽アリでした。トビイロケアリは腐朽した木材に営巣するため、浴室壁内や土台等腐朽箇所に営巣しているものと考えられました。羽アリが長期にわたって発生しているのは、コロニーが成熟しておりかなりの数のワーカーを有しているものと考えられました。

本来は浴室改修工事を行いユニットバス化するのが効果的ですが、お施主さまはその意思はないようです。適切な方法で駆除工事を実施する方向でお話しさせて頂き、後日提案書と見積書を提出することとなりました。

クロアリに対して、どの薬剤が効くかというのは意味がありません。安全性の高い薬剤を使い、その特性を生かすような処理方法をすべきなのです。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年8月 6日 (日)

新たな成虫脱出孔

Lyctidae355 昨日はヒラタキクイムシ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。この物件はマンションの一室で、発生しているのは外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

マンション管理会社が、これまでに幾度となく部材交換を行ってきていますが、完全に駆除できず、弊社へご相談を頂いており、昨年から対策を実施している物件です。

薬剤処理を含む複合的な対策を実施するとともに、ライトトラップを設置してモニタリングを行っています。室内側は容易に目視で調査できますが、壁内や壁内側で発生しているアフリカヒラタキクイムシについては発生の有無がわりません。室内側で被害が確認されないので、虫体を見かけるのは壁内等で発生しているのが原因です。

ライトトラップで捕獲の確認された物件では、あらたな成虫脱出孔や木粉の堆積確認されていません。しかし、ライトトラップで捕獲が確認された物件では、壁面に成虫脱出孔と木粉堆積が確認されました。壁面部屋内では数箇所の発生ですが、ライトトラップの捕獲状況を考慮すると、壁内側では相当数の発生が考えられます。この壁内に対する処理も実施しましたが、劇的に効果があるのではなく、抑制的効果を期待するだけです。モニタリングによる捕獲との相乗効果に期待したいところです。

アフリカヒラタキクイムシ対策を行うにあたっての大前提は、調査でありその手段は目視とライトトラップによるモニタリングが基本となります。当社ではこれら結果を踏まえて次の段階の対策を立案します。ですのでお問合せ頂いた時点で、駆除可能などうかは判断できませんし、費用も不明です。駆除可能かどうかの判断や費用は、モニタリング結果を踏まえてからとなりますことをご容赦ください。なお、現地調査につきましては有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年7月31日 (月)

想定生息域

Extermination571 昨日は、6月に羽アリが発生したとご連絡を頂いた大阪府内の物件にお伺いしました。事前に羽アリを送付頂き同定を行っており、発生したのはトビイロケアリであることが判明しています。

現場で調査を行うと、壁内で生息している兆候が確認されました。これら想定生息域に対して、薬剤処理を実施しました。

トビイロケアリは樹上に営巣することがあることから、壁内に営巣するケースもあります。但し、どこにでも営巣するのではなく、必ず営巣するための条件があります。これは建物の構造も考慮した上で想定される営巣箇所から、どの程度活動しているかを考えて処理する必要があります。

その際、薬剤の特性を生かした処理も必須であり、ただ薬剤を撒けばよいという訳ではありません。処理する方法でどのように処理されているのかを想像しながら処理しなければいけません。

薬剤の使い過ぎも問題で、大は小を兼ねません。適量というのが存在しますので、過剰な処理は駆除できなくなるため、注意が必要です。当社ではクロアリ駆除についても、生態と構造を考慮し、必要最小限の薬剤量で駆除します。アリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月30日 (日)

築7年目

Lyctidae354 昨日は、ヒラタキクイムシでご相談を頂いたハウスビルダーさんと一緒に兵庫県内の物件にお伺いしました。築7年目の物件で、フローリングに穴があき、木粉が堆積するとのことから現地調査にお伺いした次第です。

現場で確認を行うと、フローリングに100箇所程度虫孔が確認されました。虫孔内部から虫体死骸を採取しました。ルーペで確認すると在来種のヒラタキクイムシの可能性が高く、持ち帰って顕微鏡で確認した結果在来種で確定しました。

虫孔が100箇所あると被害が大きいように見えますが、7年に渡っての虫孔ですのでそう多くはありません。薬剤処理と物理的対策を組み合わせることで、高確率で駆除できるものと考えます。

ヒラタキクイムシ対策の基本は、発生しているヒラタキクイムシの種類を特定することです。その上で現地調査により被害状況を把握した上で対策を立てることが重要です。ヒラタキクイムシ類の同定、現地調査は有料となります。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月28日 (金)

発生ゾーン

Prevention312 昨日は蚊の対策で兵庫県内の物件にお伺いしました。毎年、蚊が大発生して困っておられるマンションで、一昨年、昨年と好評だったことから、今年も継続しての対策実施です。

蚊の対策で重要なのは、幼虫の生息域対策です。水たまりがあると、蚊の成虫が産卵し、ボウフラが湧きます。その水たまりに対して、薬剤処理することが重要です。

この物件では、立体駐車場内にも水たまりがあり、同箇所には排水ピットもあります。1カ月前に薬剤処理を実施していますが、今回処理中に1箇所ですが咬まれました。外の建物に近いところでの発生ですので、蚊の行動範囲を如実に表しているものと考えられました。

こうした幼虫生息域対策を行うことで、成虫の発生源対策となるのです。蚊対策は一度の処理で完了する訳ではなく、定期的な対策が必要です。モニタリングや聞き取り調査で、今後の発生状況に合わせて処理を行う予定です。

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2017年7月20日 (木)

シロアリ被害ではありませんが

Inspection945 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。以前シロアリ駆除でお世話になった物件で、外塀にシロアリ被害があるので見て欲しいとのことからお伺いしました。

早速現場を確認すると、明らかにシロアリ被害ではありません。それが右の写真で、被害の原因はクロアリです。状態を更に調査すると数種類のクロアリが確認できましたが、問題となるのはトビイロケアリとオオハリアリです。

トビイロケアリは腐朽した木材に営巣するため、木材を齧るケースがあるため、注意が必要です。オオハリアリは腹部に毒針を有し、刺されると痛いので駆除の対象となります。またオオハリアリの生息箇所ではシロアリが生息していることが多いため注意が必要です。室内ではオオハリアリの羽アリの徘徊も確認されました。

お施主さまに状況を報告、クロアリ対策を実施することとなりました。クロアリ対策で重要なのは、種類の同定と生息状況の把握です。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月18日 (火)

発生した羽アリは

Ant115 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。室内で羽アリが確認されたとのことです。

事前に捕獲をお願いしておりましたので、捕獲された羽アリの同定を行いました。確認された羽アリはヒラズオオアリの羽アリでした。頭部前方が切断されたかのように平らになっているのが特徴です。

樹上の枯れ枝の空洞内に営巣する種で、室内での営巣事例は殆ど聞いたことがありません。正の走光性(光に集まる性質)で、室内に偶然侵入した可能性が高いものと考えられました。

アリの羽アリは年中見られますが、種類毎に発生時期が異なります。人に危害を与える種もあれば、建物へ影響を与える種もあります。そのため種類を同定し、現場調査により状況を確認したうえで、適切な対策が必要です。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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