2018年11月10日 (土)

翅の生えたクロアリ

壁面を徘徊するサクラアリ 昨日は、定期的にシロアリ点検調査でお世話になっている兵庫県内のお施主さまからご連絡をいただきお伺いしました。室内で翅の生えたクロアリが徘徊しているとのことで、調査のためお伺いした次第です。

早速現場で調査を行った結果、徘徊していたありはこのシーズンの定番とも言えるサクラアリでした。この時期はシロアリよりもサクラアリの方が圧倒的にお問い合わせをいただくほどの定番です。

問題はサクラアリがもたらす害ですが、食品に群がるなどの害がありますが、人に対して大きな危害を及ぼすものではありません。そのため、カテゴリーとしては不快害虫に分類されますので、お住まいの方が不快で仕方ないかどうかがポイントとなります。

駆除処理を実施するか否かは、お施主さまの要望に応じて実施します。ちなみにお施主さまは何度か市販の殺虫スプレーをかけたそうですが、かけた場所から少しずれた箇所でまた徘徊するとのことです。この結果からも、市販の殺虫スプレーでの駆除は無理だと思っていただいて結構です。

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2018年11月 9日 (金)

天井付近で確認された虫

天井付近で徘徊するサクラアリ 昨日は以前シロアリや害虫対策でお世話になったマンションのオーナーさまからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。室内で虫が徘徊していると入居者さまから相談を頂いたことから現地調査のためお伺いしました。

早速入居者さまから聞き取り調査を行うと、発生しているのは廊下天井付近のクロスの破れた箇所付近とのことです。その付近を調査観察を行うと、虫の徘徊が確認されました。捕獲し、事務所へ持ち帰り同定した結果、サクラアリでした。この時期に羽アリを出す種として知られており、非常の小型のアリです。

入居者さまやオーナーさまの意向から、駆除処理を行うこととなりました。但し、生息範囲の把握を目的とし、入居者さまに1週間観察して頂くこととなりました。

サクラアリ駆除の誤った対策として、市販の殺虫スプレーを噴霧することです。殺虫スプレーがかかったサクラアリは致死しますが、忌避成分により生息範囲をかえって広げるリスクがあるため注意が必要です。

サクラアリ駆除について簡単にできるように記載しているホームページをよく見かけますが、偶然に成功した事例が多いようですので鵜呑みにされないことをお薦めします。なおサクラアリ駆除につきましては、阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問い合わせください。

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2018年10月25日 (木)

本年度の対策終了

必要な場所への薬剤処理 昨日は蚊対策で、兵庫県内のマンションにお伺いしました。3年前から継続的に実施しており、5月から10月の6箇月間を対策期間としています。

基本的には幼虫であるボウフラ対策をメインとしており、薬剤処理箇所はボウフラの棲み処である水系が中心です。マンションでの水系は事前の調査で処理箇所を絞り込んでおり、消防用貯水槽や排水経路のピットが処理箇所となります。

チカイエカは冬眠しないため、本来であれば年中対策が必要ですが、デング熱などの病原菌の媒介を考慮するとヒトスジシマカの防除が重要であるため、対策期間を半年間としています。

当月で本年度の最終処理となりましたが、今期は僅かに発生が確認されただけで高い防除効果が得られました。マンションの管理人さんも緑化部分管理の際、蚊にさされず済みましたとのことでした。居住者の方からも好評で、来年度も対策の継続予定とのことです。薬剤を撒き散らかすのではなく、処理箇所を絞り込み必要最小限の薬剤量で処理するのがプロの仕事です。

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2018年10月24日 (水)

毒餌剤設置

毒餌剤設置 昨日は、大阪府内の物件にクロアリ対策でお伺いしました。天井側から羽アリの発生した物件で、先日調査を行っており、発生種はヒメアリです。

問題はヒメアリの羽アリは発生したものの、室内側でヒメアリの徘徊は見たことがないとのことです。ヒメアリの巣を特定するのは困難で、屋外に生息することもあれば、屋内の壁内に営巣することもあります。多女王制なので、生息数も多く、難防除種のアリとして有名です。

とりあえず毒餌剤を設置し、様子を見ることとしました。ヒメアリの徘徊しそうな箇所に設置していますが、喫食してくれるかどうかわかりません。それでも、生態的に毒餌処理で巣を壊滅させないことには、また発生してしまいます。とりあえず手掛かりを見つけないことには、次のステップに進むことができません。

クロアリ駆除の基本は、侵入経路と生息範囲を調べることが重要です。今回のようなケースは特に難しい状態ですが、何とか手掛かりを得て対応したいと思います。

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2018年10月23日 (火)

すのこにも小孔が

すのこに確認された小孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんから以前ヒラタキクイムシの被害のあった家屋で、押入のすのこに虫孔らしきものがあるので見て欲しいとのことから、大阪府内の物件に調査のためお伺いしました。ちなみにこの物件は以前シロアリ調査でもお世話になっている物件です。

以前のヒラタキクイムシ被害については、当社がシロアリ調査を実施する以前とのことで、新築直後に押入の合板から発生したとのことです。その際、被害部及びその周辺を全て撤去交換されたとのことです。

今回その押入で使用されていたすのこを確認すると、虫孔らしきものが確認されたとのことから、小員による調査を実施しました。具体的には、フォーム剤を注入し内部から木粉(フラス)が排出されればヒラタキクイムシ類、排出されなければ物理的にあけられた孔となります。調査結果ですが、木粉(フラス)の排出が確認されなかったことから、ヒラタキクイムシ類の虫孔でないと判断しました。

木材に小孔があれば必ずヒラタキクイムシ類であると限りませんので、きちんと調査することが重要です。但し、きちんと調査できるシロアリ防除業者や害虫防除業者は極めて限定的ですので、ご注意ください。

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2018年10月22日 (月)

サクラアリの羽アリ

サクラアリの羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんから羽アリが発生した物件があるとのことから、兵庫県内の物件にお伺いしました。

早速現場で状況を調査すると、掃き出し窓付近から羽アリが発生したとのことです。予め羽アリを採取して頂くようお願いしていた虫体を確認すると、羽アリはサクラアリの羽アリでした。

非常に小型の羽アリで、10~12月に発生が見られます。秋から初冬にかけて発生する羽アリは多くないため、殆どがサクラアリの羽アリです。初夏にも小型の羽アリが発生しますが、その多くはトビイロケアリの羽アリ、初秋はキイロシリアゲアリの羽アリが発生しますが、小型の羽アリなのでサクラアリと勘違いをしてお問い合わせを頂くケースがよくありますが、サクラアリはこの時期にしか羽アリを発生させるのでご注意下さい。

サクラアリの発生源と活動範囲を調査するため、床下側から調査を行いました。その結果、床下土壌表面に巣穴が確認され、布基礎を徘徊しながら室内側まで侵入している様子が確認されました。今後はお施主さまの希望に沿って、駆除処理を安全で確実に行う予定です。

クロアリ駆除は、クロアリの種類によって方法や薬剤が異なります。そのため、事前の種類同定は必須であり、活動範囲等を調査した上で最適な対策を提案します。クロアリ駆除のご相談、お問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月20日 (土)

トラップ調査で思うこと

家屋害虫生息調査用トラップ 昨日は、IPM管理で害虫対策を実施している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。

IPM管理のため、基本的にトラップ調査を実施し、その調査結果に基づき発生防止のための必要な措置を講ずることとしています。当該施設では立地要件や清掃の行き届きから、ゴキブリ等の衛生害虫の捕獲は確認されていません。

衛生害虫は捕獲されていないものの、不快害虫は捕獲されています。クロアリ類以外にもカゲロウ類などの飛翔系の昆虫やハネカクシ類などの歩行性昆虫なども捕獲されます。昆虫以外ではクモ類、ゲジ類、ヤスデ類などの節足動物なども捕獲されます。

トラップ調査の確認の際、特に気にしているのがトコジラミ(南京虫)です。近年、宿泊施設での生息事例が多く報告されています。トコジラミは吸血性の衛生害虫で、吸血の際刺咬されるとアレルギー反応で強烈な痒みに襲われます。

トコジラミは外部から侵入する昆虫ではなく、人的移動によって建物内へ侵入します。1970年代中頃には、殺虫剤による防除で見かけることはなくなったそうです。しかし2000年代に入ると、宿泊施設を中心に生息が確認されました。移動経路としては、海外からの観光客の荷物に付着して持ち込まれたものと考えられました。当該施設でもインバウンド客が多いようで、今後も注意が必要です。そのためトラップ調査実施の際、トコジラミ生息サインの有無も確認しています。幸い持ち込まれた形跡はありませんが、今後も監視をしていきたいと思います。

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2018年10月15日 (月)

フラスの堆積が確認されたものの

フラスが堆積しているものの、虫孔は確認されませんでした 昨日は、以前シロアリ駆除でお世話になったお施主さまのお宅へお伺いしました。桐製の衣装ケースから、木粉の噴出と虫体の確認された案件です。

前回虫体死骸を採取して同定した結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。すぐに結果を桐製の衣装ケースだけに生息しているのか、それとも建物に侵入しているのか、それらの調査のためお伺いしました。

衣装ケースは押入に入れられており、桐製のすのこの上に置かれていたとのことです。この状況下では、すのこは勿論、押入の棚板や腰板なども被害を受ける可能性があります。そこでこれら箇所を中心に調査を行いました。

棚板などには写真のとおりフラス(木粉)の堆積が確認されましたが、これは置かれていた衣装ケースから発生したものであり、建材から発生したものではありませんでした。後框に小径の孔が確認され調査した結果、ヒラタキクイムシ類による虫孔ではありませんでした。

アフリカヒラタキクイムシは対策を誤ると、被害は甚大化します。早期被害段階での調査及び適切な対策が必須です。ヒラタキクイムシ類調査及び対策は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考の上、お問い合わせください。

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2018年10月11日 (木)

IPM管理

トラップ調査によるIPM管理 昨日は、兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では継続的に対応しており、IPM管理で害虫対策を行っています。

IPM管理では6箇月以内ごと、統一的な調査を実施しています。基本的にはトラップ調査を実施し、その調査結果に基づき発生防止のための必要な措置を講ずることとなっています。

この施設では、比較的ゴキブリの生息し難い環境ですので、トラップ捕獲事例はありません。しかし、厨房等外部から持ち込まれる可能性の高い場所では、一部薬剤との組み合わせが必要と判断し、実施しています。

当社がIPM管理する以前に対策をしていた害虫防除業者は、薬剤処理による対策を実施されていたそうです。室内の清掃を担当されていた方は、臭いの問題や濡れの問題でなんとかして欲しいという要望を出されていたそうです。何故この業者がIPM管理ではなく、薬剤処理をされていたかというと、薬剤処理の方が簡単で手間がかからないから、IPM管理では実効性が見えないため金額化できないからと考えておられるのではないでしょうか。

薬剤を撒くことだけが対策ではなく、きちんとIPM管理の趣旨と概要を説明すれば、施設側もわかってもらえます。それをしないのか、できないのかはわかりませんが、本質は害虫の発生を抑制することであり、当該施設ではIPM管理をきちんと行っていれば、問題はないのです。世間では薬剤処理の流れは年々縮小傾向にあり、IPM管理が主流です。なんでもかんでも、薬剤を撒けばよいという時代ではないのです。

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2018年10月 9日 (火)

発生した羽アリ

発生したヒメアリの羽アリ 昨日は以前アリ駆除でお世話なったお施主さまからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。天井から羽アリが落ちてきたとのことから、調査のためお伺いした次第です。

発生した羽アリの保管をお願いしておいたので確認を行った結果、ヒメアリの羽アリでした。但し、室内でヒメアリの徘徊は確認されていないとのことです。

先日からの台風で雨漏れも発生し、ヒメアリの生息環境が整う状態ですが、生息場所の特定でできないと対策も少し困難となります。誘引餌を設置し、活動範囲を確認したいと思います。

この物件は生物に好まれた物件で、当社がお伺いする前にはシロアリが発生して、他のシロアリ防除業者によって駆除予防処理が行われています。その後、シロアリ駆除でお世話になった方からのご紹介で、シロアリの定期的な点検調査でお伺いしており、今年も春に点検調査を行っています。数年前にはサクラアリの羽アリが発生、その1年後にはトビイロケアリの羽アリが発生し、各々駆除処理を行っています。この物件では、何か誘引される原因があるかもしれませんね。

当社では、各種クロアリ駆除及び対策を行っています。事前調査によって種の同定を行い、対策を立案します。お問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。

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