2017年12月13日 (水)

対策完了

モニタリング用ライトトラップ 昨日はアフリカヒラタキクイムシ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。この物件はマンションで、複数の部屋で発生が確認されており、対策としては薬剤処理に加え物理的な対策を施し、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。

この物件では、フローリングや壁面で成虫脱出孔が多数確認されていました。概ね薬剤処理と物理的対策で、室内側での発生は抑制されています。モニタリング用として天井裏に設置したライトトラップでも、アフリカヒラタキクイムシは捕獲されませんでした。室内側から見ることができない壁内や天井裏での発生はないと判断し、対策完了と判断させて頂きました。

間違ったアフリカヒラタキクイムシ対策として、安易な被害部の撤去が挙げられます。発生初年度等であれば、被害材の撤去等をメインに薬剤処理等を組み合わせれば対応できるケースが殆どです。但し、被害状況等きちんと調査を実施した上でないと、実効的な対策とはなりません。

アフリカヒラタキクイムシ対策を行うにあたっての大前提は、調査でありその手段は目視とライトトラップによるモニタリングが基本となります。当社ではこれら結果を踏まえて次の段階の対策を立案します。ですのでお問合せ頂いた時点で、駆除可能などうかは判断できませんし、費用も不明です。駆除可能かどうかの判断や費用は、モニタリング結果を踏まえてからとなりますことをご容赦ください。なお、現地調査につきましては有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問合せ頂きますようお願いいたします。

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2017年12月 8日 (金)

薬剤注入処理

出入口からの薬剤注入処理 昨日はアリ駆除のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は先月に調査した物件で、トビイロケアリの徘徊が確認されています。

お施主さまが市販の薬剤を処理された関係で、活動範囲はかえって広がっていることが確認されました。そうなると処理は広範囲となり、床下側から処理を行うとともに、床上側からも処理を行いました。

写真の部位は便所入口で、床下側からの処理が困難な箇所です。トビイロケアリの出入口となっている箇所で、厳選した薬剤を最適な濃度と処理量で処理を行いました。

季節的には駆除の難しい時期で、薬剤の大量散布すれば当面侵入を阻止できるでしょう。しかし、きちんと巣系の駆除をしないと結果的に再発してしまいますので、巣系を意識した処理が重要です。当社のクロアリ駆除は、巣系を意識した処理を行っています。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月 7日 (木)

想定活動範囲

想定活動範囲 昨日はいつもお世話になってるハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先々月に調査した物件で、サクラアリの羽アリが発生した物件です。

サクラアリは小型のアリで、晩秋から初冬にかけて羽アリが発生します。前回の調査でサクラアリの営巣場所は屋外側で確認されるとともに、床下側でも確認されました。

サクラアリ駆除処理として、営巣箇所周辺に薬剤処理を行うとともに、想定活動域に対して薬剤処理を行いました。ここでポイントとなるのは、どの薬剤を使うか、どの濃度でどれだけの量を処理するかです。

市販のアリ用毒餌剤は、概ねサクラアリに対して効果が劣ります。これは毒餌剤に含まれる誘引成分が、サクラアリに対して著効ではないためです。また、毒餌剤の剤型もサクラアリに一致していないことが挙げられます。対象となる害虫の生態に合わせて処理することが重要で、薬剤は単に撒けばよいというものではないのです。

当社では、サクラアリなどのクロアリ駆除対策を行っています。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月 5日 (火)

羽アリが出た構造に

発生したのはオオハリアリ羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では、秋の羽アリが発生したとのことです。

死骸を採取して頂いていたので虫体を同定した結果、オオハリアリ雄の羽アリでした。オオハリアリはシロアリの天敵とされている肉食性のアリで、シロアリ被害や生息が確認される事例が多くなっています。

但しこの物件の問題は構造で、床下の高さが殆どない転ばし床構造です。基礎は逆ベタ基礎(土間床)構造で、設計者はシロアリやオオハリアリは侵入しない筈だと思われたのでしょうが、建物には隙間がありそこから侵入するのです。

とりあえず床下点検口を新設し対応する予定ですが、羽アリの発生した箇所と生息場所は必ず一致する訳ではありません。設計される方に言いたいのは、何のために床下はあるのかです。床下は地面と室内の間のワンクッションであり、この空間でシロアリや湿気と対峙する必要があるのです。シロアリ対策に対峙する立場の人間からすると、侵入できない床下空間などありえないのです。動物や昆虫は環境に順応する生き物です。人間の浅はかな知恵など全く役に立たないのです。

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2017年12月 4日 (月)

虫体同定

発生はコクゾウムシ 右の写真はハウスビルダーさんから同定依頼を頂き、送付頂いた虫体です。

今回頂いた虫体は、新築物件で発生したとのことです。この虫体はあまりにも特徴が有り過ぎで、これはコクゾウムシです。米びつ内で発生する虫として有名です。

ハウスビルダーさんにお願いしたのは、虫体の送付方法です。写真の通りセロハンテープに貼られると、剥がすのに一苦労です。今回は布テープに捕獲されたものの上からセロハンテープを貼り付けいますので、まともに剥がすことはできませんでした。

今回は同定し易い昆虫でしたが、テープで貼り付けられた虫体を同定するのはかなり困難です。次回からは小箱に入れ、虫体が潰れないよう送付頂くようお願いをしました。

家屋害虫対策の原理原則は、発生している昆虫の同定です。同定をせず、とりあえず薬剤を撒く悪質業者には気を付けましょう。

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2017年11月28日 (火)

粘着式クリーナー

粘着式クリーナーによるダニの採取 昨日は継続的に対応している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では基本的にIPMで管理を行っています。

IPM管理では6ヶ月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施し、当該調査の結果に基づき発生を防止するため必要な措置を講ずることとなっており、発生のし易い場所では2ヶ月に1回、その生息状況等を調査し、必要に応じ、発生を防止するための措置を講ずることとなっています。この施設では、メインとなる害虫はゴキブリですが、クライアントの要望からダニの調査を行っています。

本格的なダニの調査を行う場合、電気掃除機に調査用集塵袋を取り付け採塵し、その塵中のダニを調べます。しかしこの方法では時間と労力を要するため、粘着式クリーナーで採取し、顕微鏡による調査を採用しています。

この調査で多く採取されるコナダニ類やヒョウヒダニ類は、体長が小さく透明なので見難いのですが、刺咬性のダニを対象とした調査ですので実体顕微鏡クラスで対応は可能です。ちなみに当社では、利便性からテレビに接続するマイクロスコープを使用しています。きちんと生息状況を調査した上で対策を立てる必要があり、これもIPMの一つです。

当社では害虫対策をIPMの手法で害虫対策を行っておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年11月19日 (日)

クロアリの徘徊

徘徊はトビイロケアリ 昨日は、以前シロアリ駆除処理でお世話になった兵庫県内の物件にお伺いしました。キッチンでアリが徘徊しているとのことです。

早速現場でアリを捕獲、確認を行った結果、トビイロケアリでした。この物件では昨年トイレでアリの徘徊が確認されたとのことから、トイレの隙間を塞いだところ、数箇月後からキッチンで徘徊しだしたとのことです。市販のアリ用毒餌剤を設置してみたものの、全く見向きもせずコンスタントに徘徊していることから、対策の依頼を頂いた次第です。

ちなみにトビイロケアリ対策でやってはいけないことは、徘徊場所へ殺虫スプレーを吹き付けることです。殺虫スプレーがかかったアリは致死しますが、その他のアリは忌避してしまい、かえって活動範囲を広げてしまいます。トビイロケアリは朽木に営巣する性質を持っていますので、それを考慮した対策が必要となるのです。

当社ではトビイロケアリなどのアリ対策を実施しています。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年11月12日 (日)

終息したかに見えて

捕虫されたアフリカヒラタキクイムシ 昨日はアフリカヒラタキクイムシ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。この物件はマンションで、複数の部屋で発生が確認されており、対策としては薬剤処理に加え物理的な対策を施し、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。

この物件では、フローリングや壁面で成虫脱出孔が確認されています。概ね薬剤処理と物理的対策で、室内側での発生は抑制されています。目撃事例もなく、対策完了かと思われましたが、天井裏に設置したライトトラップではアフリカヒラタキクイムシを捕獲されました。室内側から見ることができない壁内や天井裏で発生していることを示していますので、今回の結果を元に対策を追加立案する必要があります。

ちなみにこの物件では、発生初年度から対応している訳ではなく、何度も被害部の撤去などを繰り返しているものの、被害が拡大傾向にありました。発生初年度等であれば、被害材の撤去等をメインに薬剤処理等を組み合わせれば対応できるケースが殆どです。しかしこの物件では、アフリカヒラタキクイムシの生態を考慮せず、安易な部材交換をしたため、生息及び被害が広範囲に広がりました。

アフリカヒラタキクイムシ対策を行うにあたっての大前提は、調査でありその手段は目視とライトトラップによるモニタリングが基本となります。当社ではこれら結果を踏まえて次の段階の対策を立案します。ですのでお問合せ頂いた時点で、駆除可能などうかは判断できませんし、費用も不明です。駆除可能かどうかの判断や費用は、モニタリング結果を踏まえてからとなりますことをご容赦ください。なお、現地調査につきましては有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問合せ頂きますようお願いいたします。

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2017年11月 8日 (水)

生息場所へ

生息場所への薬剤処理 昨日は、先日サクラアリ調査でお伺いした奈良県内の物件に駆除のためお伺いしました。

サクラアリは、秋から初冬にかけて羽アリを発生させる小型のアリです。この物件では広範囲に羽アリが発生しています。

床下構造は布基礎+土間コンクリート構造で、サクラアリは布基礎と土間コンクリート接点部分のクラックから床下内へ侵入、布基礎表面を徘徊し、土台を通って室内へ侵入していました。

処理は、サクラアリの生息場所であるこのクラックから薬剤注入を行いました。単に薬剤を撒けばよいというものではなく、どの薬剤を選択し、最適な濃度で処理する必要があります。当社では、サクラアリとの接触機会を上げるため、添加剤を加えて処理を行っています。

サクラアリに刺咬事例の報告はありませんので、人に危害を加えることはありません。しかし室内で徘徊し、強い不快感を覚える方もおられますので、ご希望があれば駆除処理を行っています。サクラアリ等のクロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年11月 6日 (月)

ダニではなく

発生はトコジラミでした 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。マンションの1室でダニに噛まれて痒いという入居者さまからのお問合せに、対応させて頂きました。

早速現場で、入居者さまから捕獲頂いていた『ダニ』と主張される虫を見せて頂きました。それが右の写真で、この虫はトコジラミです。

トコジラミは、自然に発生したりや外部から侵入する昆虫ではありません。人間の移動に伴い、家屋等へ侵入します。多くは海外からの持ち込みが多いのですが、近年では国内の宿泊施設やレジャー施設でも生息事例が報告されていますので、家屋内へ持ち込まれるケースも増えています。

入居者さまがダニと間違えた理由は、畳替えをした際に畳屋さんがダニが生息していると話したことが原因のようです。入居者さまはダニと思い込み、これまで市販のダニ用薬剤で対策を行ってきたとのことです。

トコジラミについては、簡単に駆除できる害虫ではありません。室内側での薬剤使用は、安全性にも最大限配慮が必要です。一般の方が対応すると、かえって生息域を広げ被害を拡大する可能性が極めて高いのです。

トコジラミ駆除については、好意にしている害虫駆除防除業者さんの技術が高く、信頼できるためいつもお願いしています。トコジラミ駆除については、ご紹介方式となりますことをご了承下さい。

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