2018年9月17日 (月)

窓際で確認された羽アリ

窓際で確認された羽アリ 右の写真はいつもお世話になっている建築士の先生から、相談のため送付頂きました。本年の6〜7月に2階の窓枠付近で羽アリが大量に発生したとのことです。

建築士の先生はもとより、ハウスビルダーさんや一般でお問い合わせをいただくお施主さまなど、ご相談のためよく写真を送付頂くのですが写真で種類の同定を行うのはほぼ無理です。頭部や胴体、複節、触角など顕微鏡で観察してわかることが殆どです。

アリ駆除を行う場合、アリの種類を特定することが先決で、その後活動範囲を調査した上で対処する必要があります。クロアリだからこの薬剤を撒くというのは、プロの仕事ではありません。種類を特定せず薬剤を撒く害虫防除業者がいれば、問題外なのでご注意下さい。

今回の事例では発生状況から概ね種類の推測はできますが、建築士の先生に死骸を採取頂くようお願いをしました。但し、問題はこの物件のお施主さまで、絶対に虫は見たくないとのことです。抑制と完全駆除では対策の方法も変われば、使用する薬剤も変わり、費用も大きく異なります。お住まいの方の安全を考慮すると、完全駆除ではなく抑制での対応についてお話しさせて頂きたいと思います。

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2018年9月16日 (日)

茶色の羽アリ

オオハリアリ雌の羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。洗面から羽アリが発生したとのkとから、お伺いした次第です。

採取して頂いた羽アリを携帯型顕微鏡で確認した結果、オオハリアリの雌の羽アリでした。オオハリアリの雄の羽アリは黒色ですが、雌の羽アリは淡黄色で、雄よりも小型です。

オオハリアリの生息は、シロアリ技術者にとってシロアリの生息を疑うことが最も多いクロアリです。オオハリアリはシロアリの天敵として知られており、オオハリアリの生息する物件でシロアリも生息するケースは非常に多いのです。

但し今回の物件の問題は、床下の高さが殆どない転ばし床構造です。ベタ基礎構造なのですが、既にオオハリアリが生息しているということは、どこからか侵入経路があるということです。ハウスビルダーさんと相談の上、侵入想定箇所付近に床下点検口を設置した上で、改めてシロアリ調査を行う予定となりました。

家屋害虫の発生は、その他の害虫の発生している要因となっているケースもあるため、発生している害虫の種類を調査し、想定できうる対応を考えることが重要です。クロアリ駆除及びシロアリ調査につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問い合わせください。

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2018年9月 9日 (日)

チャタテムシ類対策

カビ対策処理 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は築浅のマンションで、室内でチャタテムシ類が大発生しているとのことです。

前回の調査では、粘着式ロールクリーナーを用いて捕獲し、生息数調査を実施しました。その結果、捕獲箇所のうち最大は平米当たり140匹のチャタテムシ類の捕獲が確認されました。報告提案書を作成し、住宅管理会社さんがオーナーさんに報告頂いた結果、駆除処理を実施することとなりました。

チャタテムシ類駆除を行う場合、多方面からのアプローチが必要です。当社でできることは、薬剤処理によるチャタテムシ類駆除です。それは、チャタテムシ類を直接駆除する薬剤処理とチャタテムシ類の餌であるカビ対策の二つの対策です。殺虫剤による直接駆除と餌のコントロールを行うことで、複合的にチャタテムシ類の生息密度を減少させていきます。

勿論、一時的にチャタテムシ類の生息密度を減らしたとしても、当該物件には生育環境が整ったことで大繁殖しているので、お住まいの方が今後どのような点に注意していかなければならないかを提案させて頂きました。

これはチャタテムシ類だけに行われることではなく、他の家屋害虫でも共通しています。薬剤処理だけで対応できるという訳ではなく、生息密度を低レベルで維持していくため何が必要かを考えることが重要です。

いい加減な害虫防除業者にかかると薬剤処理だけしか実施せず、後のフォローがありません。家屋害虫は生息数をゼロにすることは、費用と時間を要しコストパフォーマンス的に良くありません。そのため、生息密度を減らして生活に問題ないレベルまで下げることが重要なのです。

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2018年9月 4日 (火)

室内で確認された羽アリ

キイロシリアゲアリの羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。室内で羽アリが大量発生し、電気に群がっているとのことです。

早速現場で調査すると、電灯カバーの中に羽アリの死骸が大量に確認されました。簡易型の顕微鏡で確認した結果、キイロシロアゲアリの羽アリでした。キイロシロアゲアリはこの時期に発生する小型のクロアリで、正の走光性(光に集まる性質)が強いため室内に侵入して電灯に集まるのです。

キイロシロアゲアリは腹部に毒針を有していますが、危険性は比較的低くなっています。但し、乳幼児が刺された場合には結構痛いらしいので、一応注意が必要です。今回の事例では屋外からの侵入であり、室内側からの発生の可能性は高くないと考えられます。防除すべきかどうかについてですが、お施主さまが希望された場合には駆除処理を実施しますが、気にならない場合には何もしなくても良いと回答させて頂きました。

先週の後半から室内で羽アリを見かけるというお問い合わせを多く頂いておりますが、小さなアリなのでサクラアリと思ってお問い合わせを頂くことが多くなっています。クロアリはかなり慣れないと、肉眼で種類を判断するのは困難ですので、素人判断でのアリ対策にはご注意ください。

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2018年8月28日 (火)

大量発生

大量発生したのはチャタテムシ類 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内のマンションにお伺いしました。室内側で微小昆虫が大量発生しているとのことから、調査でお伺いした次第です。

入居者さまからの聞き取り調査で微小昆虫の徘徊が確認される箇所について、粘着式ローラーで採取しました。簡易型顕微鏡で確認した結果、チャタテムシ類であることは判明しました。

会社に持ち帰り粘着紙に捕獲されたチャタテムシ類の数をカウントした結果、平米当たり140匹の捕獲が確認されました。これでも一時期に比べると減ったそうで、大量発生時にはこの数倍の発生があったものと考えられました。

今後は発生した要因から、具体的な対策の立案、提案を行う予定です。ここでも、被食者を意識した対策を立案することが必要です。家屋害虫対策は、とりあえず薬剤処理すればよいというものではありません。発生原因や要因を調査し、具体的な対策を立案するのが当社のスタイルです。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問い合わせください。

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2018年8月27日 (月)

被食者

被食者昆虫対策 一昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしています。ユウレイグモ類が大量発生してることから、駆除処理でお伺いした次第です。

クモ対策だからといって、生息場所に薬剤を撒けばよいという訳ではありません。クモが発生するのには理由があり、必ず被食者となる昆虫が生息しています。事前の調査では、ライトトラップを設置し、生息している昆虫相調査を行い、被食者となる昆虫の生態を調査、どのような対策が有効を考え、今回実施することとなりました。

写真は、畳の裏やベースのコンクリートに対して薬剤処理を実施しています。生息している昆虫の生息及び活動範囲であることから処理を行った次第です。これら以外にも発生源と考えられる箇所への処理は勿論、ユウレイグモ類の活動範囲にも処理を行いました。室内側での薬剤処理ですので、安全性には最大限の配慮を行っています。

家屋害虫対策は、マニュアルに従って薬剤処理することではありません。発生している原因や要因を調査し、対策を立案するのが当社の害虫対策です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問い合わせください。

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2018年8月25日 (土)

台風一過

排水ピットへの薬剤処理 昨日は蚊の対策で、兵庫県内のマンションにお伺いしました。3年前から対策を実施しており、今年も継続して実施しています。

前日の台風による影響から、立体駐車場にある排水ピット付近の浸水等気になりましたが、幸いにも大きな被害はなかったようです。

蚊対策の原則は、幼虫であるボウフラへの対策が重要です。ボウフラの生息域は事前の調査によって、排水ピットなどの水溜りを処理ポイントとして絞り込んでいます。

これら処理ポイントを薬剤処理しますが、処理量には細心の注意が必要です。蚊対策用の薬剤は防疫用医薬品又は医薬部外品で、安全性は用法用量を守ることで確保されます。しかし薬剤を水系に処理するため、下水を通って河川や海などの流出することを考慮する必要があります。

先月の処理以降降雨があり、事前の調査で僅かにボウフラの繁殖が確認されました。最適な処理で、効果が維持できるよう努めていきたいと思います。

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2018年8月21日 (火)

壁内注入処理

壁内注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先月に調査した案件で、浴室や洗面でアリの徘徊している物件です。徘徊しているアリは、前回の調査でルリアリと判明しています。

調査にお伺いした段階で、お施主さまにルリアリである旨、生態等を説明しています。ルリアリはその生態から、市販薬剤で駆除が困難な種類です。その旨をハウスビルダーさんにはお伝えしていたのですが、お施主さまは市販薬剤で駆除したいと挑戦されたとのことでした。

結果は一目瞭然、ルリアリの駆除ができなかったことから、駆除の依頼を頂いた次第です。駆除前に改めて調査を行い、ルリアリの動きを確認し、処理を行いました。

駆除処理は、薬剤種類、処理濃度、処理量を最適化しなければなりません。ルリアリだからこの薬剤でこの処理濃度という使い方は非効率的で、無駄な薬剤量を撒くことになり施工金額も高額になります。当社では、このような無駄な駆除処理はお薦めしていません。必要最小限の薬剤量で最大の効果を得て、かつコストを抑えた対策をお薦めしています。ルリアリなどのクロアリ調査及び駆除は、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考の上お問い合わせ下さい。

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2018年8月20日 (月)

捕獲結果

捕獲されなかったライトトラップ 昨日は、兵庫県内の物件にクモ対策でお伺いしました。いつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、室内でユウレイグモ類が大発生している物件です。

室内でのクモ対策を行う場合、単純にクモの生息場所に薬剤処理すればよいという訳ではありません。クモが大発生するということは、必ず被食者が存在するはずです。今回はそのため先週、天井裏と室内側にライトトラップを設置しています。今回その捕獲状況について、点検調査を行いました。

予想では換気口や配管隙間から昆虫が侵入し、天井裏に多く捕獲されるものと考えていました、結果的には全く昆虫の捕獲は確認されませんでした。室内側では、数種類の昆虫が確認されました。捕獲された昆虫相から、屋外侵入種なのか室内発生種なのかを分類、改めて室内での対策を構築したいと思います。

当社の家屋害虫対策は、対象害虫等の生態を考慮し対策を立案、実施します。家屋害虫の調査、駆除及び対策は、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考の上お問い合わせ下さい。

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2018年8月17日 (金)

新しい箇所でフラス排出

アフリカヒラタキクイムシのフラス 昨日は屋外でのシロアリ調査及び駆除処理の予定でしたが、雨の予報のため延期となりました。そこで今日は先日お伺いした現場をご紹介したいと思います。

このブログで何度もご紹介している、アフリカヒラタキクイムシの現場です。アフリカヒラタキクイムシ成虫は年2回、春と秋に発生するとされています。今回は、この盛夏の8月に成虫が発生しました。

在来種のヒラタキクイムシの成虫は、年1回発生するとされています。在来種よりも生育の早いアフリカヒラタキクイムシは、現場で成虫が年2回の発生する報告がされています。そのため、イメージとして春と秋に発生すると考えられています。

しかし、アフリカヒラタキクイムシを飼育するとわかります。恒温器中で飼育すると、およそ3箇月で成虫になります。今年は気温が高かったため生育が早くなり、この時期に成虫が発生したものと考えられました。

これもアフリカヒラタキクイムシを飼育によりわかったことであり、飼育して観察してみなければわからないことが多くあります。害虫対策は、薬剤を撒くことではありません。対象の害虫の生態を理解し、発生状況を調査、適切な処理方法で対策することが重要です。家屋害虫駆除及び家屋害虫調査につきましては、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえお問い合わせ下さい。

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