2018年5月22日 (火)

続く発生

フローリングから発生したアフリカヒラタキクイムシのフラス 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。一昨年から継続的に対策を実施している物件で、発生しているのは外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

気温の上昇に伴い前半期のピークを迎えるかの如く、木粉(フラス)の発生が複数の箇所で確認されています。物理的対策と化学的対策を組み合わせて継続的に実施していますが、発生が小康状態にはなかなかなってくれないようです。

いずれも木粉堆積は古い成虫脱出孔ではなく、新たに形成された成虫脱出孔からでした。物理的対策と化学的対策を組み合わせた方法では、一般的な合板系のフローリングでは極めて高い駆除率を誇りますが、今回の事例のような無垢のフローリングでは駆除率が低くなる傾向にあるようです。

当面は今の処理を継続する予定ですが、更に工夫を凝らした対策を実施を現在検討中です。ヒラタキクイムシ対策には確立された方法がなく、常に創意工夫が必要です。現場と対峙しながら、対策を今後も続けて行きたいと思います。

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2018年5月17日 (木)

建物内への侵入

ルリアリの徘徊が確認された窓 右の写真は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼でお伺いした物件で撮影した1枚です。この物件は、企業の事務所で2階の窓にクロアリが徘徊してるとのことからお伺いした次第です。

早速現場を確認すると、窓枠にアリの死骸が確認されました。あまりにも多くのアリが徘徊するため、事務員さんが市販の殺虫スプレーを噴霧したとのことです。

採取したアリを確認したところ、室内徘徊種としてよく知られているルリアリでした。一般家屋では、壁内の断熱材に営巣するケースが知られていますが、事務所ではコンピューターなどの電子機器の内部に入り影響を及ぼす場合があるため注意が必要です。

この物件では、植込みにあった樹木を最近切ったとのことから、それら樹木に営巣していたルリアリが新たな巣を求めて徘徊した可能性が高いと考えられました。対策としては、ルリアリの活動域に薬剤処理を施すことが最も効果的です。問題はそのルリアリの活動域であり、目視で見える範囲はルリアリの活動域の僅かでしかないため、目視できない箇所へ工夫をして処理することがポイントです。

ルリアリは、市販のアリ用毒餌剤は殆ど効果がありません。当社のルリアリ対策は現地調査の上、必要な対策を提案します。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします

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2018年5月12日 (土)

最盛期

フローリングで確認されたアフリカヒラタキクイムシのフラス 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。一昨年から継続的に対策を実施している物件で、発生しているのは外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

一昨年の春に初めて発生して以来、対策を実施してはいるものの、コンスタントに木粉の堆積が確認されています。本来発生する筈のない国産の無垢のフローリングですが、これが実に厄介です。

一般的な合板のフローリングであれば、かなりの確率で駆除できる方法を確立しているのですが、無垢のフローリングではやや効果が劣るようです。

当面は今の処理を継続する予定ですが、更に工夫を凝らした対策を実施を現在検討中です。ヒラタキクイムシ対策には確立された方法がなく、常に創意工夫が必要です。現場と対峙しながら、対策を今後も続けて行きたいと思います。

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2018年4月26日 (木)

こちらも発生期

成虫脱出期となったアフリカヒラタキクイムシ 右の写真はいつもお世話になっているハウスビルダーさんから依頼で、兵庫県内の物件にお伺いした際撮影した1枚です。フローリングから木粉の堆積が確認されている物件で、発生しているのは外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

この物件では、一昨年のこの時期に初めて木粉の堆積が確認されました。発生種がアフリカヒラタキクイムシであったため、被害が拡大する前にフローリングの全面撤去をお薦めしましたが、ハウスビルダーさんは部分撤去で対応することとなりました。以降、薬剤処理や物理的対策でこれまで対応しています。

ちなみにこの事例での問題点は、国産無垢のフローリングからアフリカヒラタキクイムシが発生している点です。これは、国内流通段階で輸入木材から発生したアフリカヒラタキクイムシが産卵したものと考えれます。こうなると手の打ちようがなく、輸入段階での対策が必要であると考えれますが、実際には難しいでしょう。無垢のフローリングは、一般的な合板のフローリングよりも薬剤による対策の効果は弱く、駆除は困難を極めます。それでも地道に処理を続けるしか、現状方法がありません。

アフリカヒラタキクイムシ対策に正解はなく、発生状況や環境に合わせて対処するしかありません。そのため、調査段階での判断、その調査結果を元に立案する対策が非常に重要です。なお、ヒラタキクイムシ調査につきましては、有料調査となります。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問合せ頂きますようお願いいたします。

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2018年4月21日 (土)

補虫紙捕獲数計測

補虫紙捕獲数計測 ここ数日、現場でのシロアリ点検調査などの合間を縫って対応しているのが、ライトトラップの補虫紙検定です。

アフリカヒラタキクイムシ対策の一つとして、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。これはアフリカヒラタキクイムシの正の走光性(光に集まる性質)を利用し、被害の見えない箇所で発生しているアフリカヒラタキクイムシの生息数を調査するため、設置して管理しています。

捕虫紙に捕獲されたアフリカヒラタキクイムシの数を数え、シーズン毎の消長を確認調査しています。対策を実施した物件では、目視可能な範囲で成虫脱出孔や木粉(フラス)の堆積はなくなります。しかし、ライトトラップに捕獲される数の多い物件は結構あります。

これは発生源が目視範囲内ではなく、目視不可な壁内等で発生していることを示唆しています。そこで発生源を特定した上で、次の対策を立てることが重要です。

成虫を見かけなくなった、成虫脱出孔が少なくなった、木粉の堆積が見られなくなったなどで駆除完了の判断するのは危険です。特に発生年数が経過したから自然減となる判断は、あってはならないのです。

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2018年4月17日 (火)

薬剤処理

潜伏想定部への薬剤処理 昨日は継続的に対応している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では基本的にIPMで管理を行っています。

IPM管理では6ヶ月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施し、当該調査の結果に基づき発生を防止するため必要な措置を講ずることとなっており、発生のし易い場所では2ヶ月に1回、その生息状況等を調査し、必要に応じ、発生を防止するための措置を講ずることとなっています。

施設管理者の方と相談し、当該施設では発生のし易い場所について、2ヶ月毎に薬剤処理を行っています。処理については生息するであろう箇所へ、可能な限り薬剤量を減らして処理を行っています。当該施設では、殆ど害虫が確認されていないことから、年々薬剤使用量を減らして対応しています。当社では害虫対策をIPMの手法で害虫対策を行っておりますので、お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上お願いいたします。

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2018年4月16日 (月)

見えない場所に発生部材が

モニタリングを目的としたライトトラップ 昨日はアフリカヒラタキクイムシ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。3年前に被害部を撤去、それに合わせて一部薬剤処理を施しました。その後のモニタリングのため、ライトトラップを設置しています。

今回ランプ及び捕虫紙の交換を実施するとともに、捕虫紙の検定を行いました。その結果ですが、9匹のアフリカヒラタキクイムシの捕獲が確認されました。

被害部を撤去し、見た目に対策は完了したと思っていても、撤去しきれていない被害部が見えない場所にあるのです。室内側で被害が発生しないからと対策を怠ると、再発してしまいます。そのためにも、モニタリングは重要なのです。

当社ではアフリカヒラタキクイムシ対策を実施していますが、対策の第一歩は現地調査です。調査により種類の同定、具体的の立案を行いますが、調査は有料です。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上お願いいたします。

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2018年4月15日 (日)

壁内に溜まる死骸

壁内に溜まるアフリカヒラタキクイムシの死骸 昨日はアフリカヒラタキクイムシ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。この物件はマンションで、複数の部屋で発生が確認されており、対策としては薬剤処理に加え物理的な対策を施し、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。

この物件では、フローリングや壁面で成虫脱出孔が確認されています。概ね薬剤処理と物理的対策で、室内側での発生は抑制されています。目撃事例もなく、対策完了かと思われましたが、天井裏に設置したライトトラップではアフリカヒラタキクイムシを捕獲されました。室内側から見ることができない壁内や天井裏で発生していることを示していますので、管理会社さまと相談し発生源と考えられる壁面に点検口を設置頂きました。

すると壁内では大量のアフリカヒラタキクイムシ死骸が確認され、壁内にはアフリカヒラタキクイムシ成虫脱出孔も多数確認されました。壁内では想像以上に広葉樹系合板が使われているようです。本来であればこれら広葉樹系合板の撤去が対策となりますが、構造的に撤去することが不可能とのことでした。そうなると当該箇所でどのような対策ができるかを構築することが大きな鍵となります。

安易な薬剤処理では、被害は止まらずかえって被害範囲を広げるケースがあります。アフリカヒラタキクイムシの生態も考慮しながら、工夫することが重要です。いずれにしてもアフリカヒラタキクイムシ対策を行うにあたっての大前提は、調査でありその手段は目視とライトトラップによるモニタリングが基本となります。当社ではこれら結果を踏まえて次の段階の対策を立案します。ですのでお問合せ頂いた時点で、駆除可能などうかは判断できませんし、費用も不明です。駆除可能かどうかの判断や費用は、モニタリング結果を踏まえてからとなりますことをご容赦ください。なお、現地調査につきましては有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考下さい。

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2018年4月14日 (土)

複合的対策

捕虫紙検定 昨日はヒラタキクイムシ対策で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件で発生しているヒラタキクイムシは、外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

この物件はマンションで、アフリカヒラタキクムシの発生箇所は目視可能な範囲ではなく、壁内や床下などに使用されている下地材から多く発生しています。

お施主さまにも協力を頂き、物理的対策と化学的対策を組み合わせて対応しています。そして、モニタリングと捕獲による生息数減を目的にライトトラップを設置して管理しています。

3年前から対策を開始、今年のモニタリング結果としては、捕獲数は大きく低減することができ、完全駆除が見えてきた段階となりました。アフリカヒラタキクイムシは対策方法を間違えると、大きな被害をもたらします。安易な部材交換は、交換コストが高い割に被害が甚大となるためお薦めできません。適切な対処が求められますが、こうすれば対処できるというマニュアルはありません。必ず現場の状況を確認し、適切な対処方法を立案することが重要なのです。

当社のヒラタキクイムシ対策は現場調査と種の同定が必須です。なお、現場調査と種の同定は有料となりますので阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上、お問合せ頂きますようお願いいたします。

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2018年4月11日 (水)

補虫紙解析

補虫紙解析 先日からのアフリカヒラタキクイムシ対策として、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。モニタリング内容としてポイントになるのは、補虫紙に捕獲されたアフリカヒラタキクイムシの数です。この数によって今後どのような対策を実施するのか、重要なデータとなるのです。

よくあるケースとして室内側でアフリカヒラタキクイムシ成虫脱出孔が確認されなくなったのに、ライトトラップ捕虫紙に捕獲されるケースです。これは、壁内で使用されている材料で発生している場合が考えられます。発生場所が特定できるようであれば、撤去交換及び薬剤処理で対応可能ですが、発生箇所の特定が困難な場合や撤去交換ができない場所の場合、化学的対策や物理的対策など複合的な対策を行わなければなりません。

アフリカヒラタキクイムシ対策に、絶対的な方法はありません。現場での点検調査から複合的に対策を構築する必要があります。いずれにしても、アフリカヒラタキクイムシ対策は早期対応が重要であり、初期段階での調査、判断が必須です。なお当社の現地調査は有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考下さい。

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