2018年11月 2日 (金)

非破壊シロアリ探知機セミナー聴講

非破壊シロアリ探知機セミナー聴講 一昨日はいつもお世話になっている、防虫コンサルティング商社環境機器さんのセミナーを聴講しました。今回の目的は新しい非破壊シロアリ探知機の紹介があったため、聴講しました。

基本的な原理は、現在使用中の非破壊シロアリ探知機ターマトラックと同じです。ただ、探知部分が3箇所となっており、ターマトラックに比べて調査する範囲が大きくなっています。インジケーターは探知機本体から分離され、スマートフォンやタブレット端末のアプリで稼働します。アプリで動きますので、報告書作成までできる点が特徴とのことです。

ちなみに当社ではデモ機で当社が飼育中のシロアリを用いて、探知の状態などシロアリ調査に使えるかどうか試験を行っています。先日は実際の現場へ持参し、使用して使用感について評価を行っています。

非破壊シロアリ探知機は、うまく使えばシロアリ点検調査の場面で活用できます。但し、これら非破壊シロアリ探知機があればシロアリ調査ができるという訳ではなく、シロアリ調査を行う際の補助する機器です。シロアリを見つけるのは技術者の資質で、知識と経験が重要です。シロアリの生態を知らない方が使用しても、シロアリを見つけることはできません。シロアリ防除業者のうち、シロアリの知識と経験を本当に有しているのは僅かです。残念ながら殆どのシロアリ防除業者は、薬撒き屋でしかありません。

以前、この非破壊シロアリ探知機についてマニュアル化できないかという相談を頂いたことがあります。これは典型的な素人発想であり、シロアリの動きに法則性はあっても法則はありません。建物の構造も千差万別ですので、マニュアル化できるという発想自体が素人発想なのです。これはシロアリ駆除も同じで、シロアリ駆除マニュアル云々という時点で、シロアリを理解していない証拠ですので、ご注意下さい。

今回の非破壊シロアリ探知機は、アプリの問題や通信の問題が改善されれば、現行品よりも使い易い機器となるでしょう。但し、本当にシロアリ技術者が対象ですが。

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2018年10月26日 (金)

住宅医スクール2018福岡

住宅医スクール2018福岡 昨日は一般社団法人住宅医協会主催の住宅医スクール2018福岡の講義で、講師を務めさせて頂きました。

講義内容は、今月実施した東京会場や大阪会場で実施したのと同じ『防蟻対策の実務-シロアリ駆除と予防法の実例』です。防蟻対策を実施するに当たり、シロアリの生態を正しく理解することが重要ですので、九州という地域を考慮し、イエシロアリの内容と多めに講義させて頂きました。現場から得られたシロアリの生態の話しをさせて頂きましたが、いずれも間違えて覚えていたので勉強になりましたという感想も頂きました。

シロアリ駆除や防除方法についてはマニュアル的なものを期待されていたようですが、実際にはシロアリの動きに合わせて処理することが必要であることを紹介させて頂きました。特にシロアリ駆除処理では大量の薬剤を必要としないこと、薬剤の大量散布ではコロニーの駆除ができていないことを説明させて頂きました。

最近では、建築士の先生やハウスビルダーさんがインスペクション(診断調査)のため、床下に潜られます。シロアリ調査を実施する際の注意点、安全に対する配慮なども話しさせて頂きました。

東京会場や大阪会場でも皆さん熱心に聴講頂いており、講義する側としてこんなに嬉しいことありません。今後も新しい知見を随時追加し、中身のある講義にしていきたいと思います。当社では、シロアリに関する講演や社内セミナーなどを承っておりますので、お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月21日 (日)

住宅医スクール2018大阪

住宅医スクール2018大阪 昨日は、一般社団法人住宅医協会主催の住宅医スクール2018大阪の講義で、講師を務めさせて頂きました。

講義内容は、前回東京会場で実施したのと同じ『防蟻対策の実務-シロアリ駆除と予防法の実例』です。防蟻対策を実施するに当たり、シロアリの生態を正しく理解することが重要です。一般的にシロアリの生態と呼ばれている中で、現場で得られた情報を元に誤った生態とは異なる本当のシロアリの生態について説明させて頂きました。

シロアリ駆除や防除方法については、シロアリ被害現場写真などシロアリ駆除処理やシロアリ予防処理どのように行われるのかをご紹介しました。また、シロアリ防除について一般的に行われている薬剤大量散布による駆除と予防の同時施工と、シロアリフォーラムメンバーらが行っているピンスポットでの駆除+定期的な点検調査による予防もご紹介させて頂きました。

前回の東京会場もそうでしたが、今回の大阪会場でも皆さん熱心に聴講頂いており、講義する側としてこんなに嬉しいことありません。毎年講演させて頂いていますので、新しい知見を随時追加し、中身のある講義にしていきたいと思います。当社では、シロアリに関するセミナーや講演を承っておりますので、お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月 5日 (金)

住宅医スクール2018東京

住宅医スクール2018東京 昨日は、一般社団法人住宅医協会主催の住宅医スクール2018東京の講義で、講師を務めさせて頂きました。

講義内容は例年通りの『防蟻対策の実務-シロアリ駆除と予防法の実例』です。防蟻対策を実施するに当たり重要なのは、シロアリの生態を正しく理解することです。教科書に書かれた過ちを、現場で得られた情報を元に説明させて頂きました。

シロアリの防除方法については、シロアリ被害現場写真などシロアリ駆除処理やシロアリ予防処理どのように行われるのかをご紹介しました。シロアリ防除については、一般的に行われている薬剤大量散布による駆除と予防の同時施工と、シロアリフォーラムメンバーらが行っているピンスポットでの駆除+定期的な点検調査による予防をご紹介させて頂きました。

実際の現場で見てきた真実のシロアリの姿を説明するのに時間を要したため、予定していたカリキュラムの一部が欠落したことは次回以降の課題にしたいと思います。

毎年聴講される方は変わりますが皆さん熱心に聴講頂いており、講義する側としてこんなに嬉しいことありません。内容も新しい知見を随時追加し、中身のある講義にしていきたいと思います。当社では、シロアリに関する講演やセミナーを行っておりますので、お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年9月24日 (月)

資料作成中

住宅医スクール2018講義 先日から時間を見計らいながら、資料作成を行っています。次週から予定されている住宅医スクール用の資料で、事前配布のため明日が締め切り日となっています。

住宅医スクールは、一般社団法人住宅医協会が主催している住宅の設計や施工に携わる実務者の方々や行政、メーカーさんなどを対象としているセミナーです。計8日間、31講座、46.5時間のうち、防蟻対策の実務『シロアリ駆除と予防法の実務』を担当します。

シロアリの生態を実際の現場での事例を紹介し、通説の中にも誤ったものがあることなどを紹介し、シロアリに対する基本知識を説明したいと思います。

シロアリ駆除と予防法の事例については、一般的に行われているシロアリ防除方法を説明するとともに、シロアリフォーラムメンバーで行われているシロアリ駆除の方法と定期的な点検調査を行うことによるシロアリ対策を紹介します。

シロアリ防除薬剤や安全性の考え方についても説明し、これまでに研究員として培った知識、現場から得られた本当のシロアリ調査や駆除の現場からの事例を紹介し、それらを構造的にどう生かすかなど多岐に渡って紹介したいと思います。1時間半という短い時間ですが、聴講頂いた方に勉強になったと言われるようしっかりと纏め上げたいと思います。

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2018年8月15日 (水)

講演予定

住宅医スクール2018 例年ご依頼を頂いているセミナー(来月以降予定)をご紹介したいと思います。

一般社団法人住宅医協会が主催する住宅医スクール2018の講義の一つを、小員が担当させて頂きます。題目は『防蟻対策の実務〜シロアリ駆除と予防法の実例』で、10月4日(木)が東京で、10月20日(土)が大阪、10月25日(木)が福岡となっています。

スクールでの講演では、各会場必須講義が24講義、特別講義が7講義あるうちの必須講義の一つを担当します。詳細は一般社団法人住宅医協会の住宅医スクール2018をご参考下さい。ちなみに1講義も受講可能で、スポット受講は5,000円/講義となっているとのことです。

この講演では、現場で見てきたシロアリの生態、その生態からどのようにシロアリ対策を考えるか、シロアリ調査の目的と重要性、駆除処理や予防処理の実例、シロアリ防除用薬剤など多岐に渡る内容をお話しさせて頂きたいと考えています。

住宅医スクールは、住宅の設計や施工に携わる実務者の方々、行政、メーカー等の皆さんが対象となっていますが、過去にはシロアリ調査隊ブログを見て頂いているシロアリ防除業者さんもスポット聴講いただいたことがあります。当社ではビルダーさん向けのセミナーだけでなく、防除業者さんや各種団体向けに各種セミナー、勉強会の講師をさせて頂いておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照ください

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2018年3月17日 (土)

講演会聴講

日本木材学会生物劣化研究会春季研修会 昨日は、日本木材学会生物劣化研究会が主催する春季研修会『乾材害虫の木材・竹材への脅威について知る・考える』講演会を聴講するため、京都府立大学下鴨キャンパスへ行ってきました。

京都大院農学研究科の渡辺氏からは『竹材におけるチビタケナガシンクイムシの生活史と摂食行動の非破壊評価』が講演されました。X線CTを使いながら幼虫の成長過程や摂食行動を解析、産卵行動の評価などをされていました。想像以上の動きもあれば、意外と動いていない動きもあり、非常に興味深い内容でした。

京都大生存圏研の藤本氏からは『乾材害虫の人工飼育における最近の知見』が講演されました。ヒラタキクイムシ類の人工飼料はこれまでの研究から実績があり、その人工飼料がナガシンクイムシやシバンムシなどにも適用可能ことでした。小員も近年問題となっているアフリカヒラタキクイムシの飼育を行っていますが、個人では機器類の限界があるため、効率よい飼育はできませんが、参考になることをご指南頂きました。

奥村防蟲科学の奥村氏からは『ヒラタキクイムシ類における最近の発生事例と防除方法の検討』が講演されました。具体的な防除事例について紹介されましたが、手法の組み合わせが重要とのことであり小員の考え方と一致しました。但しアフリカヒラタキクイムシについて、発生8年後頃から近親交配等で生息が終息すると報告されていましたが、小員の現場で発生10年近くで再度大規模発生の事例を紹介させて頂きました。でんぷん質の高い環境がポイントと考えていますが、京都大生存圏研の吉村教授には同調頂きました。

今回の講義で京都大生存圏研の藤本先生から、対象となる害虫を駆除したいのであれば、その害虫の生態を知るべきとの言葉はその通りであり、どの薬剤を撒けばよいなどと生態を無視した処理を行う防除業者にこそ聞いて欲しい内容であるが、防除業者の聴講がほぼなかったことは非常に残念でした。物を売りたいメーカーが行う講演会も良いが、学会などの講演会も是非聴講して貰いたいものである。

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2018年3月 8日 (木)

セミナー聴講

バイエルクロップサイエンスセミナー聴講 昨日はシロアリ防除薬剤メーカーさんであるバイエルクロップサイエンスのセミナーを受講しました。新製品の紹介バイエルさんからは市場環境の話しやバイエルさんの方向性や新製品の技術説明等がありました。

今回聴講する主たる目的は、研究開発法人国立環境研究所の五箇公一先生の講演です。講演内容は『グローバリゼーションに伴う生物多様性の変化~将来の日本の昆虫勢力図~』です。

外来種がどのように侵入し、どのように広がっているか、どのように対応すべきかといった内容でした。特にアルゼンチンアリを駆逐した事例から、ヒアリをどのように対処すべきかといった内容は、単に薬剤を頼るのではなくどのように使えば最良の結果が得られるかという害虫対策の根幹にある内容のものでした。

五箇先生が何故テレビなどのメディアに出られるのか、それを知ることができとても有意義なセミナーでした。

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2018年3月 4日 (日)

シロアリフォーラム

現場事例討論 一昨日の薬剤メーカーさんの技術交流会終了後、シロアリフォーラムメンバーで宿泊しました。宿で色々なシロアリ現場の話しなど意見交換を行いました。

現場写真などを見ながら、調査結果からシロアリの活動範囲の特定、具体的な駆除方法など色々と紹介され、討論を行いました。

討論は深夜まで続き、一方的にレクチャーするのではなく、全員でどう対処すればよいのかなど、皆んなで勉強するのがシロアリフォーラムのスタイルです。

シロアリフォーラムで勉強したいと言われるシロアリ防除業者さんが多いのですが、シロアリフォーラムは勉強する場ではありません。各メンバーが工夫した道具や施工方法の紹介、自社で実験した結果や現場での成功事例と失敗事例の紹介など、各々が好き放題喋り倒す場です。一方的に教わる場ではないのです。

こうした他では得られないコアな情報を共有することで、次の新しいチャレンジへつなげていくものです。既存の道具しか使わないという方では難しく、道具を使い易く自作するような方でないと、情報を共有することは難しいでしょう。

今後も開催を予定していますので、新たなネタが仕入れられるよう現場も対峙したいと思います。

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2018年3月 3日 (土)

技術交流会

技術交流会 昨日は薬剤メーカーさんの技術交流会に参加してきました。

今回の技術交流会では、薬剤メーカーさんの研究所見学と講演会という内容でした。

研究所見学は、元薬剤メーカーの研究員であった人間からすると興味津々でした。面白いもので、研究所はほぼ同じ内容な機器類があり、試験も同じものが殆どでした。これは大学などの試験機関に準じていることが理由と考えられました。

講演会については自社製品の宣伝の内容で、疑問点もありましたがこちららは仕方ないところかもしれません。

この交流会では、施工業者さんによる現場事例の紹介が行われていたのですが、今回はそれがなく残念でした。但し、懇親会では業者さんの相互情報交換ができ、よい機会であったと思います。

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