羽アリはニンフと呼ばれる階級のシロアリから分化します。
ニンフが必ず羽アリになるという訳ではなく、何かきっかけによって羽アリになります。
今回の群飛では羽化直後の真っ白な羽アリが確認されました。
羽化直後は他の昆虫と同様に外骨格ができていませんのでほとんど動けません。自然界でこの現象がおきると、目立つこともあり殆どがこの状態の時、外敵に襲われてしまいます。
実験室では外敵に襲われることがありませんので、殆どが落翅虫になります。彼らにとって外敵が最大の敵です。その最大の外敵は人間かもしれませんね。
コメント
いや~はじめて見ますが 美しいという他ありませんね~
投稿: ツバサのはっちゃん | 2008年2月 6日 (水) 22時05分
羽化は昆虫にとって羽衣を羽織る瞬間で、美しさ他に喩えられませんね。
しかし、目立つ上に動きが鈍るため、外敵から狙われます。
それらをかいくぐって成虫になれたものだけが、新たなコロニーの創造主となれるのです。
昆虫の世界も厳しいですね。
投稿: シロアリ調査隊 | 2008年2月 6日 (水) 22時46分