アメリカカンザイシロアリ-38
通常、アメリカカンザイシロアリの生息する現場では、褐色~黒褐色の糞が混ざる場面をよく見かけます。しかし、落翅虫(翅を落とした羽アリ)から飼育し、数匹の職蟻(擬職蟻)が生まれてくると、やがて糞が観察されます。
紹介する飼育ケースでは複数の落翅虫から、数匹の職蟻が生まれたことを確認しています。落翅虫から飼育し始めておよそ2年が経過しますが、依然として木の色の糞しかしません。
これらに糞の色については、消化不良などの見解がありますが、まだ本当のことはわかっていないようです。これら生態について、もっと研究が進めばもっと良い駆除の方法が見つかるかもしれませんね。
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