アメリカカンザイシロアリ-67
年末の大掃除に伴い、アメリカカンザイシロアリ飼育ケース内に堆積した糞を掃除しようと確認したところ多数の翅を確認しました。ここ数日中に羽アリが発生したものと考えられます。
この飼育ケースでは今月初めに羽アリの発生が確認されています。どうやらそれ以降ダラダラと発生が続いているものと考えられました。
イエシロアリやヤマトシロアリの場合、羽アリの発生する時期は比較的限られています。同一コロニーであれば、羽アリの発生時期が数日に限定されます。
アメリカカンザイシロアリの場合、羽アリの発生時期はバラバラです。これはアメリカカンザイシロアリが小集団のコロニーを形成しており、一カ所に見える被害部位でも複数のコロニーがあるのです。コロニーが違えば羽アリの発生時期が異なってもおかしくはないのです。
アメリカカンザイシロアリは他のシロアリと生態が全く異なります。それだけに駆除方法などはこれでよいという方法はありません。アメリカカンザイシロアリの生息状況に合わせて処理を行うべきなのです。
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