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2018年9月19日 (水)

シロアリ定期点検調査

Ttd225 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからのご紹介で、兵庫県内の物件にお伺いしました。定期的にシロアリ点検調査を行っている物件で、3年振りの点検調査です。

この物件のシロアリ定期点検調査を行うようになったきっかけは、住宅医スクールのセミナーを聴講頂いたことがきっかけです。パッシブソーラーシステム構造でシロアリ被害が発生し、シロアリ駆除を実施したのち、定期的にシロアリ点検調査を実施している実例をご紹介したことによります。

ちなみにこの物件もパッシブソーラーシステム構造で、玄関周辺でシロアリ被害が発生したとのことです。その当時システムの協会指導のもと、ベイト工法でシロアリ駆除を行ったのち、改修工事を実施したとのことです。以降、ベイト工法で点検管理を行っていたのですが、非常に高額でお施主さまの負担が大きく、代替のシロアリ対策を検討したところ弊社の定期点検調査の話しを聞かれ、以降2~3年毎にシロアリ定期点検調査を実施しています。

今回の定期点検調査でもシロアリ被害、侵入や生息は確認されませんでした。このシロアリ対策に要した費用は、ベイト工法の何十分の一です。ベイト工法も、ベイトステーションにシロアリが侵入しなければ何の意味もなく、実際にベイトステーションに侵入せず建物へ侵入した事例は多く存在します。残念ながら憶病で、コロニーの分離と融合を繰り返すヤマトシロアリにはベイト工法は適していないのです。

シロアリ対策を金儲けの道具と考えているシロアリ防除業者からすると、年に6回も点検費用が発生するベイト工法は有難い商材です。お施主さまの都合やシロアリの生態を考慮していないシロアリ対策は、当社では実施していません。当社では、1軒1軒自分の持ち家であればどのように対処するかを考え、シロアリ対策を構築、提案します。パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ定期点検調査の詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問い合わせください。

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