非破壊シロアリ探知機調査
昨日はアメリカカンザイシロアリ対策のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。継続的に対策を実施している案件で、2階の窓枠付近にアメリカカンザイシロアリの糞が確認されたとのことからお伺いした次第です。
この物件は前回訪問が2年前で、今回とは別の場所でアメリカカンザイシロアリの糞が確認されました。今回は2階窓枠付近からの発生ですが、5年前にもこの窓枠では発生しています。非破壊シロアリ探知機を用いて活動範囲の精査を行い、薬剤注入処理を行いました。ちなみに過去に薬剤注入処理を実施した箇所やその他の箇所についても、非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を実施しました。
アメリカカンザイシロアリの活動範囲ですが、非常に狭い範囲での活動でした。糞の排出孔付近では活動が探知されず、少し離れた箇所で反応が得られました。脱糞孔付近では糞が溜められている空間があり、糞の排出時だけにやってくるものと考えていますが、今回の反応をみてもこれが正解だと思います。
今回の薬剤注入処理については、新しい取り込みにチャレンジしました。より簡便でながらも室内試験では良好な結果が得られていますので、よい結果に期待したいと思います。
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