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2023年12月 4日 (月)

再発しやすい種類

侵入経路薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先々月に調査を実施した物件で、室内にサクラアリが侵入している案件です。

サクラアリは小型のアリで、晩秋から初冬にかけて羽アリの発生するのが特徴です。小型のアリのためトビイロケアリなどとよく間違えられますが、トビイロケアリは初夏に羽アリが発生するため明確な違いとなっています。

この物件では屋外側から侵入が確認されており、テラス部分から掃き出し窓の隙間から侵入していました。薬剤処理は侵入経路を中心に処理を実施しました。

サクラアリは経験上、再発しやすい種類のアリとなっています。元々生息数の多いアリであり、再発ではなく、別のコロニーが侵入するケースもあります。

羽アリ時期が晩秋以降のため、活性が低くなる時期となるため、薬剤が効率的に効きにくいことも理由の一つです。特に来春の状況を確認しながら、再処理が必要かどうか判断したいと思います。

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