捕虫紙検定
右の写真は先日、アフリカヒラタキクイムシ対策を実施している物件から持ち帰ったライトトラップの捕虫紙です。
アフリカヒラタキクイムシの特徴である正の走光性(光に集まる性質)を利用して、ライトトラップを設置することで捕獲します。
捕虫紙の検定を行い、その捕獲数の推移を確認することで生息数の把握することで次の対策を立案するのに参考としています。
これまで15年以上対策を実施してきましたが、ようやく年間捕獲数が1桁となる住戸がありました。
このブログを見たかたが、ヒラタキクイムシ類の発生している物件でライトトラップを設置したのに捕獲できないと相談いただたことがあります。
ヒラタキクイムシでも在来種には正の走光性はありませんので、捕獲できません。必ず対象となる種類に応じて対策を考える必要があります。
問い合わせは、一般の方を装った防除業者ではないかと考えられました。要所要所で専門的な用語が出てきたことが理由です。もしそうであれば薬剤メーカーさんなどを通じて、正式にお問い合わせいただければ対応させていただいたのにちょっとどうかなといったところです。
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