翅を落とした羽アリ
連日、ハウスビルダーさんや設計事務所さんから羽アリについてお問い合わせが集中しています。
右の写真は先日、いつもお世話になっている設計事務所さんから送付いただいたものです。
これは何の虫でしょうと、建築士の先生からお問い合わせをいただきました。
これはヤマトシロアリの羽アリが翅を落とした『落翅虫』です。
この落翅虫の雌雄がペアリングして営巣すると、新しいコロニーを創生します。
しかしその確率は極めて低く、殆どが他の生物に食べられたりして生き残ることはできません。
この落翅虫を確認したということは、羽アリが発生した証拠です。これがその家屋から発生したのか、近隣で発生したのかをきちんとシロアリ調査で判断することが必要です。
当然ですが被害と生息がなければ、薬剤処理の必要はありません。被害と生息が確認されれば、シロアリ駆除を基本にシロアリ対策を構築します。薬剤の大量散布に頼らず環境と安全に配慮しながら、対策を実施するのが当社のポリシーです。
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