定期点検調査
昨日は床下点検及びシロアリ調査のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。
この物件は10年前に点検調査を実施した物件で、その際シロアリ被害、侵入及び生息は確認されていません。
今回10年振りの点検調査でしたが、今回も前回同様シロアリの侵入等は確認されませんでした。
床下はコンクリートとなっていますが、基礎が一体化されたベタ基礎ではありません。
布基礎の内側に土間コンクリートを流し込んだ構造のため、布基礎と土間コンクリートの接合部に隙間があるため、シロアリの侵入リスクはあります。
隙間があれば必ず侵入するという訳ではなく、当該事例のように侵入していないケースもあります。重要なのは点検調査により、早期発見に努めることが重要です。
薬剤を大量散布すればシロアリの侵入リスクは低減できるかもしれませんが、薬剤曝露リスクは確実にあがります。費用も薬剤処理では十数万円になるケースが多く、点検調査では数万円で済みます。点検調査のサイクルについて当社では決めておらず、お施主さまの要望に対応しています。
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